試合詳細
GAME Result
2022 REGULAR SEASON
【日程・時間】12月4日(日)
【開催地】神奈川県 【会場】富士通スタジアム川崎
【日程・時間】12月4日(日)
【開催地】神奈川県
【会場】富士通スタジアム川崎

下町ゴリラズ

下町ゴリラズ
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ハリケーンズ
14
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I
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ハリケーンズ
10
試合詳細
GAME REPORT
レビュー
Review
【入場】
前節の「ジャンボリミッキー」に続いて「あわてんぼうのサンタクロース」を、選手・スタッフ・チアリーダー全員で踊り、メリークリスマスの号令と共に入場。
ハリケーンズサイドの選手や観客も巻き込んでの盛り上がりを見せ、「楽しい事に全力!!」なゴリラズらしい、愉快な入場で会場を沸かせた。
【1Q 】
ゴリラズのキックオフで試合開始。
リターンしたハリケーンズは立ち上がりから猛攻を見せ、ゴリラズディフェンス陣は大苦戦。
4分35秒TD&TFPを決められ0-7と先制を許してしまう。
その流れのまま、10分31秒ハリケーンズのFGトライとなり、追加点を奪われる展開のピンチとなったが、蹴ったボールを代表#99加藤がブロックし、追加点無し。ピンチを脱した。
【2Q】
ゴリラズはパスやランを駆使するものの、ハリケーンズのディフェンス陣に阻まれ、特にランが出にくく、なかなかダウンを更新できない状況が続くも、我慢の攻撃でジワジワと敵陣に入り込み、4分46秒#5QB佐々が自らボールをエンドゾーンに持ち込んでTD。TFPも#36小泉が決めて7-7の同点とした。
2Qに入って、ゴリラズディフェンス陣がハリケーンズの猛攻を止める場面も多く見られるようになったが、2Q終了間際、ハリケーンズにFGを決められ、7-10と再度リードを許してしまう。
【3Q】
後半に入って一進一退の攻防が続くも、3Q終了間際、ゴリラズ自陣10ヤードでハリケーンズの攻撃。TDを阻止してもFGで3点追加の可能性が高い大ピンチの展開で、ハリケーンズがラン攻撃の際、ボールをファンブル。そのボールを#77エスプリンが押さえて値千金のターンオーバー。ゴリラズに攻撃権が移る。
【4Q】
ディフェンス陣が作ったチャンスを物にしたいオフェンス陣。
#5QB佐々のドロープレーなどで自陣31ヤード付近まで陣地を回復。1分18秒、2ndダウン、ファーストダウン更新まで14ヤードの場面で、#5QB佐々からモーションで走り込んだ#31長島にトス。そのまま左サイドへ広がるランとなったが、#76関本、#59間宮、#27原島、#10勝又、#6尾崎、#53櫻井、#70林、#49上木戸、#71池田、オフェンス陣全員の連携したブロックで走路が開き、#31長嶋が69ヤードを駆け抜けて逆転となる執念のTDを奪取。
TFPも#36小泉が安定したキックで確実に決め、17-10と逆転に成功した。
その後もゴリラズペースで試合が進むも、試合終了まで残り11秒でゴリラズの攻撃。
敵陣15ヤードで4thダウン。タイムアウトを2回使いって試合再開。タイムアウト前はFGフォーメーションだったが、キャプテン#2神を投入してランプレーを選択。
セオリーであればFGを狙う場面だが、#2神を投入してのプレーにハリケーンズ側はスペシャルプレーを警戒。そして、ショットガンフォーメーションで#53桜井からスナップされたボールを#5佐々がキャッチし、#2神にハンドオフ。
#2神は横に広がるランを見せるも、そこからからまさかの逆走。自陣に向けて後退する走りを見せ、ハリケーンズディフェンス陣は困惑。#2神はそのまま11秒を使い切ったのを確認してニーダウン。滅多にお目にかかれないプレーで試合終了となった。
【総評】
立ち上がりから3Q終了間際までハリケーンズに流れがあったが、#77エスプリンのファンブルカバーによるターンオーバーで流れが変わり、逆転TDへとつながった。
シーズン当初ならば終始流れを変えられず敗退の展開もありえたが、1試合ごとに調子を上げてきたゴリラズは、最終戦で今シーズン最高となる勝利への執念を見せ、チーム一丸となって逆転勝利で最終戦を飾った。
最終的には4勝2敗ブロック2位。チーム歴代最高の成績で2022年シーズンを終える事となった。
戦う毎に強くなって行くゴリラズだったが、これは選手の努力だけではなく、スタッフ、ファン、スポンサー様の縁の下の力があってこそだった。
2023年シーズンは更に強くなったゴリラズが見られる事、そして、念願の1部昇格を成し遂げる事を期待したい。